誕生したばかりの原始地球は、たいへん熱く、地表はマグマオーシャンとよばれる溶岩であふれていた。
やがて、マグマオーシャンの表面が固まりかけ、地表が形成されはじめるとともに、原始の海が形成されていった。
この原始の海に、原始大気のなかで形成されたアミノ酸、核酸塩基、炭化水素などの単純な有機物が、雨によって溶け込んでいった。
その後、この有機物が凝集して「原始のスープ」ができ、さらに複雑な有機物がつくられ、生命の誕生につながっていったと考えられている。
液体の水、すなわち海が存在することが生命誕生の条件の一つであった。
最近の、原始的な生命の生息環境に関する研究や、古い時代の地層に関する研究、大洋底調査などの成果により、生命は、大洋底の中央海嶺にみられる熱水噴出口のような場所で誕生したのではないかと考えられている。







